物的担保


物的担保とは、物を担保にすることです。

ここでいう物とは、基本的には土地や建物といった不動産です。

自動車ローンの場合には、自動車が担保となる場合もあります。

ここでは、物的担保について説明します。



物的担保として一番利用されているのは、抵当権だと思います。

抵当権は、土地や建物といった不動産に対して設定されます。

物的担保の中には、担保に供した物をお金の貸し手に対して渡さなければならないものもあります。

しかし、抵当権の場合は、抵当権を設定した土地や建物を相手に渡す必要はなく、そのまま利用することができます。

そのため、物的担保の中ではよく利用されているのです。



人的担保と比較すると、物的担保の方が担保としての力が強いと考えられています。

人的担保の項でも説明しましたが、人的担保の場合、保証人の財力が変わってしまうことがあります。

保証人の経済力が増える分には問題ありませんが、減少した場合にはお金の貸し手としては貸したお金を返してもらえない可能性があります。

一方、物的担保の場合、物の価値というのはあまり大きく変動することはありません。

特に、土地というのは、急に値段が上がったり下がったりするものではありませんし、高い価値をもっています。

そのため、お金を貸す側の銀行等は、物的担保を重視する傾向にあります。

銀行等は損をしないように、慎重にお金を貸す相手を選んでいます。

このように考えると、銀行等が住宅や自動車を買う際に、積極的にローンを組むように勧めてくる理由も分かるのではないでしょうか。

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